宮口号

プチなんちゃって4L

               キャトルクラブの宮口さんプチなんちゃって4Lを紹介します
濱川さん(ハマチャン号)改造作業中、,何処で話を聞きつけてきたのか、クラブの方で兵庫の宮口さんです。濱川さんのキャトルほどの改造はないのですが、(ボンネットは4Lの物に交換・バンパー前後角型の物に交換・リヤハッチにモール類を付けるといったものです)車を預けるほどの時間もないのでどうしよう? それなら事前にボンネットの補強改造・塗装をしておき、取り付けるだけにしておいて車を入れて貰い1日で遣っちゃおという計画で。ボンネットを谷垣氏に手配。
手配したボンネット(4L)が会社に送られてきた、ご丁寧に誰かさんのイラスト付きで。 有るんですよね有る所には、ヒンジの位置・キャッチの位置はキャトルと一緒なのでその辺の問題は有りませんが・・・・・ 前回濱川さんのボンネット改造したばかりだから仕事はわりとスムーズに、仕事が来るのを解っていたので型紙を取って置いた。 このボンネットの純正の補強を使うとGTLではラジエターが邪魔になり付きません、そこで補強を。完全じゃ有りませんが。
工場に来て頂いた当日は、AM8:00に近くのインターで待ち合わせ。工場へ予想に反し時間が掛かり作業終了は暗くなってからで午後7時過ぎ・・・・岐阜までの道中、オーバーヒート気味とオルタネーターの発電不足、のような症状が有ったらしく。簡単にチェックしましたが、悪いところは分からづ、ベルトを張る程度の簡単な調整で。「気をつけてね〜」と送り出しました。が!、
日帰り改造
付いていたボンネット、貴重なオーバルアルミグリル・丸型ウインカー・ライセンスプレート、普通ならこれだけで充分なはずだが、確か色はTOYOTA・スーパーレッド2だったはず。
先行して加工・塗装をしていたボンネット。後ろに見えるのは、レストア途中のR3(トロア)、こんな感じの所でやっていました。
このキャトルはオリジナルカラーじゃなく、宮口さんが全塗装をしてルーフを白、ボディは赤。
早速ボンネットを外し、品定め。バンパーステーはそのままじゃ使えないので、バンパーを仮付けしたり外したりを繰り返し、少しずつ形を決めていく。
ボンネット改造の時、現車が無かったので、アール部分、ラインが揃うか、心配されたフェンダーとボンネット。ラインも問題な無事新しいボンネットが乗っかりました。
ボンネット・グリル・バンパー付きました、こういった仕事は図面寸法など一切無いので、あてずっぽ、方言かな?(感で)やります、こんなもんだろうってな感じです。現場合わせというやつです。バンパーの出幅なども、カタログ・資料の写真など見ながら、このぐらいかなって感じで決めていきます。
そんな仕事っぷりに不安そうな?宮口さん黙って見ていました。ミステリアスな方です、正直この頃は私もあまりよく知りませんでした。関西人なのにあまりテンション高くないし?。関西人は皆テンション高いというのは誤解でした。
カメラ目線で、ピース。「速くやれ!」
角型プレス・メッキバンパーです、たぶんバンパーステーの調整でもやってるんでしょう。気分が悪くて倒れているわけじゃ有りません。

page^top

後日談
片付をして帰ろうとした時、「またオーバーヒート気味だ」と電話があり。取り合えず、「戻ってきてください」・・・・再度点検(目視)解らない?ベルトが鳴く訳じゃないし。ベルトが滑ってれば、ウォーターポンプが正常に回らないのでオーバーヒートも考えられるが・・・・滑っていればベルトが鳴くだろうし。再度だめもとでベルトをきつめに張る、「何かあったら電話して下さい」・・・きをつけてね〜。

暫く経っても電話が無い、「無事帰ったんだろうか?」2時間ほどしてからTEL「駄目です!今高速ですが、JAF呼んだので、車を会社の置かせてもらって良いですか」!「いいですけど今晩どうするんですか?」JAFが宿を手配してくれるから大丈夫です!」・・・「御免なさい!」 大丈夫かな?翌日宮口さんに聞いてみたら、結局適当な宿がなく

、インター近くの
「ラブホ」で一人で泊まったらしい。早速原因究明にかかる。確かにベルトがかなり減ってきてはいるが、鳴くわけじゃない?でもエンジンの回転を上げてよく見てみると。プーリーの所で、回転を上げても、ベルトがその回転について行かない、「エ〜エッ」やっぱり滑ってる!「ベルトが鳴かなくても滑ってるんだ!「宮口さん御免」。良い勉強になった。その上エンジンがまだ冷えている時は、良いんだが。暖まってくると駄目みたい。最近知った事だが、ウォーターポンプのプーリーは、鋼板プレスの物を、抱き合わせで作ってあるが。それが熱を持つと歪んで「開く!」らしい。それでベルトが滑るみたいだ。今頃解っても仕方ないけど。その場は結局ベルト交換で、事無きを得た。毎日が勉強です。