49.77cc  38.4×43mm  1: 9 


こんな事もやってました、
前から良いなと思っていました。キャトルクラブの方の、キャトル+ベスパ率が結構高い。最近はキャトル+カングーになってきましたが。 絵になりますよね。憧れてはいたが、中古でも結構値が張ります。でも欲しい欲しいと念じ続ければ思いも叶うもので、

クラブの方で同県内のOさんから、魅力的なお話が。Oさん所有のベスパ、エンジンがおかしくなってから数年間動かしていないし、動かそうとしても、エンジンがかからないので、直して欲しい、ついでに外装も少し綺麗にして。そのお礼にバラバラで手付かず、数年経ったベスパ・50S差し上げます。なんとも魅力的なお話が。二つ返事でOKしました。


取り合えず、ベスパに関しては何の知識も無い、2サイクルだろ、ぐらいです。なんとかなるだろう?・・・ また始まった!状態はフロント部分はフォークから外してあり、フロント部分軽い事故の後有り、塗装も5層ぐらいある、その上一番上に塗ってあるのが、ラッカー系で、ウレタンで上塗りが出来ない。しかたなく塗装はすべて剥がすことにする。
塗料を剥がすと一言で言っても、すべの塗料に剥離材が効果があるわけじゃありません、適材適所と言うんですか、効率よくやらないと、時間・材料共に無駄になるだけです。それでも失敗を経験しないと、最適なんて解らない。教科書通りにはいかない、だから面白い、やってもやっても正解が、ベストが無い。
ブツブツ言いながら塗料剥しも終わりましたモノコックボディだけに部品点数は少ないが、慣れないせいか整備性が良いのか、悪いのか?手が入らない所が多すぎる。モノコックはコスト・耐久性の問題でしょうね。
平行してエンジン・フロント周りも手を入れる。エンジンはOHのチェックに留める。フロントはフォークが曲がっていたので、修正。板金は曲面が多い分、粗は目立ちにくい。程度問題ではあるが。
色は悩んだが雑誌で見た色を適当に調色。このベスパの元々の色は、もう少し赤黒いようなオレンジだったみたい。でも良い色が出たと自画自賛。
ベスパは部品が豊富だ、インターネットなど利用すれば安価なものが手に入ります。このベスパはタイヤ2本・ホイル1本、エンブレム・スタンドのゴム・チェンジのワイヤーぐらいだ。
ちゃんと動きました。
入院前最後の仕事になりました。まだ手を入れるところは沢山有りましたがとりあえず動くように。
ピアジオのベスパなのか、ベスパのピアジオなのか、そんなことも知りませんでした
下の娘のお気入りの場所でした、このベスパに載せて走ってみたかった。
クラブの方で三重県在住の神田さんです、気分はもはやソロツーリング?。
今度いつ乗れるか分からないし、せっかく仕上げたんだから、綺麗なうちに欲しい人に、引き取ってもらった方が幸せかと思い、クラブの方に引き取ってもらいました。奥さんが「また乗れるようになってから集めればいいじゃん」と言ってくれたので。他のバイクも3台処分しました。残っているのは、公道を走れないレーサーだけです。
ついでに、普段エンジンは掛けてはいましたが、1年以上ガレージから出していなかったので、お願いしてちょっと動かして(試乗会・謙)いただきました。