La resolution



ここからはレストアとまではいきませんが、本格的に分解(ばらし)に入っていきます。この時点ではまだフロァの状態をよく把握できていませんでした
まだボディ降ろすかどうか決めかねていました。徐々にばらしながら様子を見てそれで決めようと思っています。

全塗装前提なので取り合えずエンジンを降ろし、
身動きが取れるようせるよう台車に載せる準備を
使う台車はR3レストアのときに使っていたもので
闘病後何度か処分しようと思いましたが残してあり
少し手直しをして使います。
台車にセットしました、作業したまま置いておけるほど車庫も広くないし、あくまでキャトルのガレージです
使えるのは左側のスペースだけ、休みの日にはキャトルを外に出し休日夕方には片づけをして定位置に戻す。
右フロント足廻り、酷く腐食しているわけではありませんが色が抜けてるというか、シャーシ本来の黒色が見当たりません。
シャーシ最前部ボンネットなどが付いているサポート部分裏から見たところ、右側・左側随分と直した跡がありました
その表側バンパーサポートが出ている部分、何か刺さったのか穴が空いていてサポート部分は一度切れていて繋ぎ直してあります、左右両方。
ここは裏からもプレートが付いてる部分で箱になっているからちゃんと直すにはスポットを外ス必要がありますが、スポットの位置がが判らないバンパーの後ろで見えにくいこともあり外装のように綺麗に直してあることはまず無い。
正式な名前は知りません、フロント・ロアアームとシャーシを繋いでいるロッドのシャーシ側ブッシュ
ゴムですから古くなるとご覧のように軸部分がガタガタ、走行時振動が大きくなります。
右フロント足廻りドラムブレーキ・ドライブシャフト部、ブーツの破れもありません
右フロントタイヤハウスから後部を望む、横切っているパイプ状のものは燃料パイプ、保護のためにチューブの被覆が、R3・4L・TL・GTLいずれも配置・構成は同じです
その部分のアップ、位置的にタイヤの真後ろ雨の日には直接水が、跳ね石・泥なども直接当たる部分です、よく敗れていたりする車を見ます。要チェック部分です。
その更に上インナーフェンダーとの接合部分ですこの辺りのシーリングの痩せが水漏れ(水の浸入)の原因になります。
右フロント・ロアアーム/ショックアブソーバー・スタビライザーの構成。
アブソーバ下の取り付けが何故か削れていましたスタビライザー取り付けのブッシュもグスグス要交換。
始めて見た、ストロークを調整しているのか?何故
リヤの足廻りアームの支点、ここに泥がいっぱい溜まります、たまに取ってやってください。
リヤアーム前側アブソーバー取り付け。
右リヤブレーキドラム
室内側から見たボディ内側、ここは内張りのように蓋が付いていて中の状態が見えない作りだったのでここまで酷くなったんだろう。
水がしっかり溜まっていた様子で、一目でグサグサがわかる。シャーシとの締結部分のボルトが緩むか心配です、M7・ユニファイという規格の特殊なボルトで折れても一本・2本では買えません。必要なくても箱買いです。
グサグサの状態をオーナーに見せたくて一杯写真も取りました。
水が溜まり、乾燥を繰り返しかさぶたのようになっています。
乗降口?部分のアルミ製のステッププレートも傷みが酷く作り直しです。
同じく左側代わりばえしませんが、メーターパネルからテールに向かうハーネス。
GTLでいえばリヤドア部分になります、結構しっかりした骨組みが入っていました、鉄板だけかと思っていました。
書くことが無くなってきました。
また錆び自慢、人間で言えば病気自慢ですね。
この7mmのボルトでボディが止まっています、無事一本も
折れずに外れてくれました。折れると厄介です、
ユニファイという規格の特殊なサイズが付いています
その辺では売っていません。