La resolution.3


ここからはエンジンを降ろしていきます


前ページから引き続きエンジンルーム前景、一番の見た目の違いはラジエターの位置。電動ファンじゃなくウォーターポンプに付けられたクーリングファンで冷却するためこの位置、ハンドルBOXの上になります。
そのラジエター、クーラントのにじみが気になるところ
部品を外したら真上に吊り上げます。
またタイヤハウス後ろ、室内との壁はこの鉄板一枚、雨の日に走ればうるさい筈です。画像中央辺りに空いた長穴はフェンダーの取り付け穴取り付けボルトが室内から締めてある構造からこの部分の処理がシ−リングが痩せていたり・適当だとそのまま室内に水が浸入します、けっこう見受けられるケースです。
ラジエター・ハンドルBOXを降ろしたところです、ラジエターはハンドルBOXの上に直接取り付けてあるためラジエターを降ろさないとハンドルBOXも外せません。
TLは初めてなのでエンジンを降ろす前に部品の配置など頭の中に叩き込む、どうせ忘れるだろうけど叩き込む。
ミッションの上のこのブラケットはサイドブレーキワイヤーの中継点
ミッションのシフトロッドケースの外観は違いますが構成は同じです。

キャブレターエアクリーナーケース、下に向いて延びている円筒形のパイプは、GTLではダクトホースでマフラーの熱を吸い上げキャブレターにいく空気を暖めています、マフラーパイプの上に来るように配置されていて吸い上げています、夏場は少し回転させ位置をずらし対応するようです。
マニーホールドから延びたマフラーパイプ、フェンダーのこの黒くなっている部分でサイレンサー部分と結ばれます。
エンジンルーム・シャーシ部分このステーはハンドルBOXの取り付け。
足廻りを外すのにトーションバーを外しますが、運転席の真下辺り後ろ側支点部。おわんの様な蓋を外したところ、問題のフロァ底からまぁまぁ腐っています、それより部品がちゃんと外れるかが心配です。
普段運転しているにはまったく関係の無い部分です、あまり参考にはなりませんがせっかくだから見ておいて下さい。
垂れ下がっているのはおわんの蓋のパッキンです、意味が無いわけじゃないと思いますが外からじゃなく中から(室内から)腐っています。
いきなり足廻りバラバラです左から2番目・3番目の部品正確な名前は解りません、この部分にロアアーム(1番・4番)・アッパーアーム(5番)・ショックアブソーバが付きシャーシにセットされます。
ロアアーム・アッパーアームとも支点部分にブッシュ(暖衝材)が入っています、使える状態ですが折角だから交換します。
インナーフェンダ・足廻りなど外し殺風景な左フロント。