La resolution.9

腐って使い物にならない部分は一通り切り取りスカスカ。中央に見えるフレームは外すと前がお辞儀してしまうので外すのを躊躇いましたが、そんな訳にもいかないのでちゃんと位置決めをして外しました。
画像中央あたりに上のフレームの前側が付きます、全端両脇にM8のボルトが2本、外れるかと思いきや、ガンガンにスポット溶接してありました外すのに一苦労。
こんな感じになります、と言っても比較対象が無いので、どんな感じか分からないと思いますが。
運転席ヒーターが付くところの裏から見たところです、ふ〜んと感心しながらい今更また余分な知識が増えていきます。
フロントトーションバーが付く運転席シートの下です。余談ですがHPにして公開もしていますがよくあそこどうなっていたかな?と自分で作ったHP見て確認することもあります。

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どう鉄板を張って、何処を溶接するか考えます、やり直しがきかないので。
手を動かさないと先に進まないのでスポットを外した跡の処理汚れ・錆び取に掛かります。
フロアを張り隠れてしまうところだけ先に防錆処理です、シルバーに見えるのはPOR15です特に錆びの酷かった部分に塗り周りは2液のさび止めです。
こんな感じで隠れるところを先に仕上げていきます。
フレームの周りのまだ残っている部分の整形なども同時に行います。
その場その場で思いついてその時の気分でやっているんじゃありません、フロアも張り終わり塗装するところまで考えて作業を進めないと、あっあそこ忘れたとかになっちゃうんで何度も工程を考えながら進めます。
フレーム両サイドのBOX部分、中央あたりに潰れ止めの補強が入ります。
先ほどのヒーター下・足元の傾斜部分です。
フロア鉄板の登場です、フレームに合わせた形状にカットして、トーションバーの取り出し・位置が分かっている部分・両サイドはスポット溶接機など無いので5mmぐらいの穴を3〜4cm間隔で穴を開け溶接で埋めます。
凄く重そうに見えますが、35kgぐらいです。
溶接準備です、
ずれないようにボルトの入るところはボルトで固定、あとは要所要所でタッピングスクリューで固定しますスクリューで開いた穴は溶接で埋めます。
これが溶接機、DIYの国USAのものです、ワイヤー式で半自動ガスレスなので100V電源さえあれば何処でも溶接ができます、ちょっと癖があるので慣れるまでには時間が掛かります。
溶接は集中してするのではなく、一箇所溶接したらなるべく離れた場所を対角に溶接していきます。
クランプ・スクリュービス・コードレスドライバー・重石道具総動員で溶接をします。
もっと道具が増えストーブまで登場です、やり始めたのは真冬でした。
奥に見える溶接のマスクが重宝しました。溶接のスパークの時だけ遮光してくれるので被ったままでも仕事ができます。
真ん中の補強も同時に溶接します
溶接も調子に乗ってきたところでワイヤーが無くなりました。
画像では分かりにくいのですが溶接の跡をサンダーで仕上げていくことを考えるとゾッとします。
裏面溶接も一通り終わり表を向けたところです、側面にあたるところは使用できない状態だったのでフロア立ち上がり5cmほどから切り取りました。ここもフロアと同じ材料を使い補強をします。
シートレールの部品が付く為補強にも手間がかかりそうです
冶具の上に固定してある訳じゃないから、全部溶接が終わったところでねじれ・捻りが心配ですが