La resolution.9

ブラストなんか出てきてシャーシが終わったかと思った・・・・まだ終わっていません。まだこれからといってもいいくらいです。




シャーシおなかを見せたところ、左後部リヤアーム取り付け部前。後回しになりましたが切開することに決めました、期限がある仕事じゃないし納得いくところまでやりましょう。
両サイドに比べその間はさほど傷みもないようなので表からの処理に止めておくのに移植部分だけジグソーで切り取ります。
ジグソーで切るといっても全ては切れないので構造をよく見て残りは少しずつ剥がしていきます。
切り取りながらどうやって直そうかも同時に考えていかないと、切るところ、残すところ。どの工程も同じですが、2つ3つ先の作業を考えて。
(ここをマウスでダブルクリックして、文章を入力してください。)流石にはじめて見ましたウレタンフォームがびっしり流し込んであります、今一つその意味合いが分かりません、防音・防振にしては少なすぎる。リヤアクスルからの水の浸入の防止?それにしてはいい加減だな。
残りの残骸も剥がし全容が明らかに。最近巷でよく話題に上がりますこの部分が腐って修理した、俺の「ヤバイ」単純に表から修理するのは構造的に難しいようです。
斜めに見える鉄板の切り口はリヤアームの取り付け部分のパーツフレームサイドに差し込んでスポット溶接してあり、補修交換パーツはあるものの交換は容易ではありません。薄く黄色く残っているのはウレタンが注入してあったところです。
補修鉄板を張るために周りを綺麗にします。
カメラをフレームの中に入れて撮影です、自画自賛ですがここまでの画像は世界広しといえ、ないでしょう?あるかな、正面に見える壁は外界とフレーム内を隔てる薄い一枚の鉄板です、精度もあまりよくないので水の浸入も容易だと思われます、想像ですが。
もう少しフレーム内部をお楽しみください。
溶接をするときのマスクです、帽子のように被ることができるので作業時は両手がフリーになります、左手は何時もフリーですが。
その内部表側にセンサーが仕組まれていて溶接のスパークのような強い光を感知すると確か?何万分の一秒ぐらいの速さで遮光してくれます、スパークが終わると同時ぐらいに元に戻るので被ったままでも手元は見えます。
証拠隠滅蓋をしちゃいました。
反対側もお腹を見せてるから本来の右リヤですね。
こんな感じですいいでしょ。
郷部座席足元のところで30cmぐらい付け足しフロアは張りました、何か意味があるのではなく材料取の関係でこうなりました。今回使用した規格サイズ4×8(1200×2400)の上で5×10もありそれなら一枚で張れますが捨てるほうが多くなって無駄なのでやめておきました。
おおよそ補修は済んだので、溶接の跡をサンダーで仕上げていきます。
溶接漏れ穴などないか確認しつつ。ここ大変だったななんて思い出しながら(ガァーガァー)
徐々に形になっていくのはいいものです、休み休みですが意外とできるものです。
溶接の継ぎ目も綺麗にして一通りフロアお腹(地面側)の補修は済みました,右に見える椅子らしきものは背もたれを外した廃物利の椅子です。ほぼこれに据わった状態か座り込んでで作業をしています大事なアイテムです。
運転席のシートを付ける為のサポート部分の作成です
、後部座席足元はFRPで蓋がしてあったから判らなかっただけで、運転席と同様腐っておりサポート部分もフロアから立ち上がっているため腐って原型はありませんでした。フロアを張った材料と大体似た肉厚だったので、余った材料を切り出し・曲げて作ります。
流石にシートを付けてみないと判らないので仮に置いてみて取り付け位置の確認です。
ボディが無いと「本当にこれだけでいいの?」と思います。
ちゃんと収まりました、運転席もありますがシートは前後とも張り替えの予定です。