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ここが何処かというとシャーシ最前部、ボンネットとフェンダーが付くサポートフレームです。補強が入って上に穴が開いているところがボンネットヒンジが入るところです。
修理の跡があり、程度はわかりませんがこの画像の部分で一度切ってから繋ぎ合わせてありました、状態が悪かったのでもう一度切り取り直そうかと思います。
フレーム先端部に通常スポット溶接で取り付けてありものですが、修理した際スポット溶接じゃなく普通に溶接がしてあり外すのに苦労しました。
フレームに溶接してあった部分切継ぎしってあった場所で切り取りました。
その表です、切り継ぎしてあった部分もかなり適当でプレスラインすら合っていませんでした。
サポートを外した裏(後ろ)はこんなふうになっています。フレーム寸法が変わる恐れがあるのでこれは外さずにおきます,中央部分に見える4つの穴はミッション・マウント取付部。その間にある菱形を横にしたような穴は、TLでは廃止されているエンジンを掛けるためのクランク棒を挿す穴です。
唐突に「サンドブラスト」登場です。
外したサポートの裏は錆びが結構廻っていて道具も使えない場所のためブラストで錆を落とすことに。
これはサポートとは関係ありません、フレーム・トーションバー取付の廻りの部品です、これもついでに。
ここにサポートが付きます、形を整え溶接に備えます。
ここも蓋をしてしまうと後で処理ができないので今のうちに処理を済ませます。
一度は切取作り直そうかと思いましたが思い留まりました。
先ほども登場したミッションマウント取付のフレーム部分です、フレームの基本部分は変更がありませんが前に迫り出している形状は4L・TL・GTLミッションの形式で変わります。
この部分もかなり錆が出ていたことを考えるとそれなりの処理をしておかないといけません。
ボンネットの下、サポートフレーム裏返すとこのような複雑な形状で、錆取をしようにも道具が入らないためブラストを使って錆取をしました。後は全面にPOR15を塗って・・・・
蓋をする準備はできました
変わってフレーム・フロア後部座席部分、上から下に走っている線までは一枚で張り足らない部分25cmぐらいは2枚にわけ張り合わせました。
最後の仕上げフロア中央部分に見える穴は付けないと思いますが、シートベルト取付のためのタップ穴です、裏にナットが付いたプレートが溶接してあります。
一通り溶接加工も終わったので防錆・塗装の準備に入るためまたうつぶせになってもらいます。
特に説明はありません。
後部の黒く残っている部分だけオリジナルのフロアは残しました、剥がす事も考えましたが戻せる自信が無かったので止めておきました。
作業の段取りからして塗装関係は、塗装の後すぐに触ることができないためうつぶ背にした状態で防錆・アンダーコートまでの工程を済ませ一週間間を置き乾いたところで表を向け、同じ工程ををします。
この辺りの錆は表面に止まっているので錆と古い塗装を落とし防錆します。
フロアの裏は贅沢にPOR15を全面に塗りました、これぐらいの面積になると流石に刷毛塗りでは効率も悪いし、無駄も出るのでガンで塗りました、きれいに仕上げたら「シルバーメタリック」ぐらいの仕上がりにはなります。