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シャーシ修復に取り掛かり約1年半いろいろありましたが、やっと塗装にこぎつけました何時でも取り掛かれるよう揃えた塗料類も冬に仕入れたこともあり硬化剤が超速乾型、現役時代にも使ったことの無い代物買い換えればいいのですが、安いものじゃないしボディの塗装じゃないから乾きが早いにこしたことは無い、そのまま使ってみることにします。



塗料(主剤)久保工考ペイント・ポリオート 4:1、塗料も人それぞれ好みも様々メーカーが沢山ありますが大差は無いと思います馴れたもの同じメーカーの銘柄を使うのが普通です。20数年前車の塗装を始めたときに使っていた、一番多く使ったメーカーなので何時も銘柄はここと決めています。
少し早く用意しすぎました、塗料を揃えたのは真冬でB液(硬化剤)は超速乾型!塗装も乾きが早ければいいというものじゃなく、早すぎると塗料の中に入った空気が泡を吹いたようにプツプツと表面に気泡の跡を作ってしまいます。
これは名前の通り艶を消すためのものです、私の拘りで、シャーシ・足周りなどは光り過ぎていても変なので艶消し剤を入れてあえて艶を消します、主10に対して3割入れれば3分艶消しとなります、世の中の工業製品・家電製品などほとんどが少なからず艶消しになっています。艶があると擦り傷などが目立ちやすいからという理由だと思います。多分
これは希釈用シンナーです、シンナーも季節(気温)に応じ使い分けます、大体5℃〜10℃刻みで使い分け真冬用(2W)から真夏用(SS)まで大きく分けて5種類ほどがあります。
勘を取り戻すためにまず裏の塗装、夏に超速乾型硬化剤、恐れていたトラブルも奇跡的に起こらず無事終了。乾きが早いと塗料も1時間ぐらいでゼリー状になり使い物にならなくなります。
勿論先に吹いたチッピングも上塗りをして保護をします。
PORから目まぐるしく色が変わるシャーシですが全部足しても0.5mm有るか無いかぐらいです、
上塗りをすると少しずつ粗が見えてきます。
この小さな画像では判りずらいですがシャーシ両サイドのBOX部分は塗る前から気になっていたシワが目立ちます、この部分は板から曲げ加工したものでできていて、想像するにプレスなどの成型品は工程を省き一気に曲げたり成型をするとシワが入りますこれは昔やっていたHONDA部品工場アルバイト時代の経験です。
ボンネットサポートフレームはいいライン出ています。
画像手前角のリブは曲がっているのじゃなく燃料パイプラインが通るので初めから曲げてあります。そうだけどもう少し方法は無かったのかと何時見ても思います。
こちら側も少しシワが目立ちます、どうしてやろうか考えます、これぐらいなら消すにはペーパーを掛け直しシワを取ります。
シャーシ燃料タンクを抱え込み荷台フロアが載る部分ダメージは割と少なかった。汚れと古い塗料を落としただけ。
予定通り繋ぎ目はあまり目立たなくなっています、完成したら見せてあげられないのが残念です。
ここも見えませんフレームのお尻?
いい感じですフレームの後ろの車がお腹を見せるとこんな感じになります。
十数年前とやっていることが進歩していません。R3ページ参照下さい。
まだ裏側だけです、表の塗装も残っています。
このトーションバー取付部を見るたび「ちゃんと付くかな?」と少し不安になります。

まだ起きていない事を心配している暇があったら次のことを考えましょう。この状態で乾燥させます。
まだ1〜2時間前までボンネット・サポートフレームのパテを研ぎ、サフェサーを塗っていました。

特に説明はありません、なんとなく撮ってみました