La resolution.9





フレームに空いたこの穴は元々ブレーキラインや燃料パイプを固定するための樹脂製の部品が付く穴ですが、付いていた物は状態も良くなく 同じ物も探せば手に入りますがオリジナルを追求するつもりも無いので、代替品を付けることにします。
どうやって付けるかというとこのハンドツールを使います、リベットを打つ道具とほぼ形は同じです (ナッター・えびナット)などメーカーによって呼び名は違いますが筒状の母材にネジが切ってありこの道具でそれをカシメて固定します。
今回は現状開いている穴をそのまま使い、M4の物を付けました、特に力の掛かる場所でもないのでいいと思います。
こんな感じになります、(鉄・ステンレス・アルミ)などのものが有り用途に応じて使用します、今回はアルミです、一番リーズナブルな物です もとより片手でカシメられるのはアルミが限界ですが。
ナッターを付けたところにこの樹脂製の部品をビスで固定します。元は電気部品で電気の配線などを固定するための部品です。
こんな感じで付きます、ビスをステンレスにしておけば腐食で外れないなんて事も防げます。部品上下に空いた四角い穴にタイラップ(結束バンド)を通して固定します。
左右両フロントタイヤハウス フレーム両サイドに元の部品が付いていたのと同じ数を付けます。ボディーを載せる前にやっておくことはこれぐらいです。(足周りは別)
フレームに取り掛かる前まで遊んでいたブラストもそこそこ使えるようになってきたのでここからは これが無いと始まらない足周りを集中してブラストをして仕上げていきます。
ロアアーム左ですね。
左右ロアアーム
右ロアアーム、前はどうやって仕上げていたんだろう?と自分ながら不思議になります、全て手でやっていればブラストの何倍も時間が掛かります。
この薄茶色のがブラストのメディア(研磨剤)です アルミナ120#です。
正式な部品名は分かりませんロアアーム・アッパーアーム・アブソーバーが付くベースです。
上の画像にも見えるカーキー色が防錆処理みたいですが錆が出ているので剥がします。
右アッパーアームです、油でギトギトでしたが油を落とすと錆びていました。
スッキリです。
こんなところも
パーツの下にある格子はコンクリートの補強材などに使うもので直径6mmではじめから格子状に溶接してあり大きさに合わせてカットして使いました、少々の重量物を載せても大丈夫です。小さな部品はこの上に100均で買ってきた網を載せてそれより小さいボルト類は100均で買ったふるいに載せてブラストをします。