La resolution.9

エンジン第5章



シリンダーヘッドの整備も一通り終り、ヘッドガスケットの当たり面シリンダーブロック側を掃除してオイルストーンを使い汚れやカスを落としていた時に問題は発覚しました。ピストンライナー外側・シリンダーブロックの外周はそこそこ当たりは出るのですが、エンジン前から見て一番後ろのシリンダー4番のピストンライナーの上面が当たりの偏りがあり???「何で?」キャトルは構造的にピストンライナーはシリンダーブロックの中に置いてありガスケット・ヘッドで押さえているだけの構造ですブロックかライナーの当たり面が傾いている?見てしまったからにはこのままふたを閉めるわけにも行かない、この時点では誰も知らないけどこのまま閉めては死ぬまで「あれ大丈夫だったのかな?・・・・」と後ろめたさを引きずることになる。



そのうえもう一つ気になるところが見ての通りブロックとライナーの隙間から見えるブロックのウォータージャケットにビッシリ見える錆、やりたくなかったが腰下全て分解することに、ピストンライナーとブロックの状態を確認する意味でもピストンは下にしか抜けないのでクランクも外します、クランクを外しピストンを抜きライナーを上に抜きますバラバラということです。
説明も大変なので画像だけで勘弁してください。
分解中に問題がまた一つ発生。1番ピストンのトップリングが折れていました。