La resolution.9

エンジン第8章




キャブレターのオーバーホールです、折れていた1番シリンダーのピストンリングは、ヨーロッパに部品がありました。部品を待つ間にキャブレターやエンジンに付く補器類の準備を。
半月ほど待ち届きました、ピストンリングセット、「APROTEC」ネットで調べたらフランスにある、旧車の絶版部品などをメインに扱っているメーカーでした。ネットのオーダーフォームで車種やエンジン型式・リングサイズなど入れると作ってくれるみたいです。
間違えないようこんな感じで、1・2・3番リング分けて入っていました、イラスト付きで。 一度仮組みしておいたライナーを抜き取ります。
作業手順を頭の中で復唱しています、間違いの無いよう。 シリンダーブロックとライナーの位置関係が良く判ります。
抜き取ったライナーは上下逆さにして、ピストンリングをセットしたピストンを入れます、ピストンリングコンプレッサーも工具であります、でも買わないハンドパワーで入れます.
ライナーにピストンをセットしたらペーパーのシムを入れ上からセットします、クランクのジャーナルの下に見えるのがコンロッド。そしてオイルポンプもセットしましたフィルター代わりの金網は穴が空いていたけど部品なんか出ないので、作ります。
クランク・コンロッドなど重要な部分は必ず、トルクレンチを使い規定トルクで締めます。
シリンダーブロック底面、オイルパンのパッキンの当り面。
オイルパンを付けるのみ、早く蓋を閉めたいような、もう少し眺めていたいような。 ロッカーアームを組む前です、組んだ後・タペット調整の画像も取ったはずですが、誤って消したのか?見当たりません。
ブラストできれいにした後、耐熱シルバーで塗装です。隣はプラグホールです。
ずいぶんエンジンらしくなってきました、これですんなり掛かってくれれば言うことが無いのですが。