ボディ右側面
la resolution 47でも同じような画像を掲載していますが、そちらは左側面で構造を確認するために行ったものです。ここからは要所要所コメントも入れますが、画像中心でUPします、想像しながら見てください。



構成は大体分かったので、道具が入るところはエアソーなどで切っていきます。
パネルは再利用しないので溶接などはパネルごと摺り落として切り離します。
サイドシルとサイドパネルの継ぎ目は錆の中に小さく見える金色で判るようにロウ付けがしてありました、確かにロウ付け自体鉄の成分が入っていないので錆びる頃はありませんが、周りがこの有様では。
中がどのくらい酷い状態なのか早く見たくて、目くり上げてみました。
パネルの内側は見るも無残なものです。
サイドパネルはリヤフェンダーと突合せで溶接してあり、剥がすのも直すのも前途多難。
サイドパネル前側の継ぎ目、ここも酷そう
サイドパネル継ぎ目から後ろ半分、(リヤドアで作成)
パネルの陰になっていた部分は酷いもの、何処までも錆びは進行しています骨が折れそうです。
引いて見たこんな感じ
替わって前方継ぎ目、サイドパネルにドアを使用した名残が。うっすら直角三角形に見える部分はTL・4Lなどにある外ヒンジのドアパネルの切欠き。
前後ドアパネルを使用しているので苦労せず、「ラインは簡単に合うよな・・・」
パネルを剥がした中身、「フレーム」
ドア外板パネルを使用して作られているのはわかったので躊躇せず一気に切っていきます。
それでも要所要所「何処で繋がっている?」というところも数箇所あり、一筋縄ではいきません。
なんとか剥がれました。
剥がす過程でいくつかの仕事が増えました。
前側の接合面は剥がれたのだが次に、補強のフレーム部分。補強がどのように本体と繋がっているのか確認しつつ、どのように直していくか頭の中でシュミレーションしながら進めます。
解体するなら一気に剥がせますが直すことを考えるとそうはいきません、はやる気持ちを抑えつつ
前後に延びている補強フレームまだ使える状態なのでこのまま残し補修の基準とします。