ボディ右側面10

側面外板を張る前に、内側パネルフレームに内外から溶接。
側面パネル張ってしまうと手を付けられないので、しっかりとキッチリ仕上げます。
シーリングして防錆を兼ねたサフェーサーを塗ります。
側面パネル外板を加工したプレスラインがズレない様に慎重に点付けしていきます。
一気に溶接すると歪んでしまうので、シリンダーヘッドを締めるような要領で熱が集中しないよう順番を考えて溶接します。
ここは先に紹介したステーにスポット溶接のような要領で間隔をあけ溶接するだけに止めます。
上記画像の側面です、赤く見える部分は斜めの補強部分だが、あえて残した既設のフレームと同じ幅なので側面パネルの膨らみの部分が隙間ができてしまうのでここを埋めるのが大変でした。
型紙を取り、補修板を切り出し溶接して埋める地道な作業です。
一転して前側の接合部分、後ろ側のようにステーに点付けの予定でしたがうまく膨らみが出ないため、突合せ部分は全溶接になりました。
大変だったのが、一つ目のプレスラインまではほぼ型取り通りですが、その上はほぼ現行合わせで、膨らみを再現するため、少し曲げラインに合わせ削り溶接、を繰り返しながら形を作っていきます。
余分な溶接のビートを削り、大まかな形は出来上がりました。大変なのはまだまだこれから、この形に合わせてアルミの化粧板を曲げて成型します。
真直ぐな部分はステッププレート、前後の斜め部分は足を掛けるわけじゃないから、なんて呼べばいいのか。
まだ成型方法は決まっていません、そのうち考えます。
内側パネルの継ぎ目は外板ほどキッチリとは仕上げませんが、パテを付け継ぎ目は消します。
全てが手作りなので製作途中で何が起きるかは分かりません。
転落防止のチェーンを何処に付けるとか・・・他の加工場所の兼ね合いもあるのでいろいろなことを考えて作業を進める必要があります。
こんな感じで板を切り出しこれに合わせ曲げられないか、試作はうまくいきませんでした。他のやり方を考えてみます、手持ちの道具で出来るよう。
たまには明るいところに出してみよう。