page.14 ドアR/L
パーツ・2
パーツ・2 合体・2



レストアという作業は、計画を立ててもそのようにいかないのが常、途中何度も、変更を余儀なくされる、その場その場で状況にあったいちばん効率の良い方法を制約の中で考えていかなくてはならない。今回のケースは4Lと共通のボディを持つR3、基本設計は変わっていないので、状況に応じて【GTLの外装も使えなくは無い】。そこで私の所有している86年GTL部品取り君からさまざまなパーツを使うことに。



ドア左・前後
画像では解り難いのですがかなり醜く潰れています叩ければ良いのですが手が入らず無理でした道具があれば問題ありませんが、内側もかなり錆びているので思い切って外側だけGTLのものと交換してみようかな?!
R3の物を外す前に、GTLのドアを外してみて使えるかどうか確認してみる。ミラーの取り付け穴を塞ぎヒンジの部分だけ加工すれば問題無く使えるのでそのまま作業を進める事にする。
R3のドア外側・内、下のほうがかなり腐食が進んでいて板金を含めやはり交換に踏み切り正解だった。外周と窓枠にスポット溶接がしてあるだけで思ったより外すのには手間は要りません。
これがドアの内側です、ドア一緒ならなぜそのまま使わなかったのか?使えなくは無いんですがR3は内張りが付かないので、そのままドア裏が見えますGTLは内張りを外した中のドアの形状が違うので使うに使えませんでした。
R3のドア内とGTLの外錆も落とし防錆処理後は捻らないよう気を付けて溶接すればドアの出来上がり。
後ろのドアも交換できなくは無いのですが、やりすぎても芸が無いので。下の方の腐食部分だけ切り取り、作り直しました。
前後ドア板金も終わりサフェーサーを塗った状態4L・R3はドアヒンジの調整が一切出来ませんからこのぐらいの状態でしっかり合わせて置かないと色を塗ってからは手が出せません。
ドアの前の三角の部分は新品パーツと交換しました。この部分にもプレスラインが入っているので前後関係にも気を使わないと後で困ります。


ドア右・前後
右リヤドア・ドア中の腐食が進行しているので確認のために一度外してみてからどうするか決めます。
右・助手席ドア凹みは有るものの一番状態は良かったこのドアはこの状態のまま直していいく
何の説明も要らないドア裏、この状態なので冬は寒そう。
右リヤドア外板、結構イッテました穴が開く寸前、でも交換せずできる限りの防錆対策をして蓋を閉めました。
こんな感じになりました、ラッカーサフェーサーを塗って様子を見ます。