page.17 ボディ後編
パーツ・2
パーツ・2 合体・2








インナーフェンダー・サイドシル
フロントインナーフェンダー塗装落とすのにも、やり方はさまざま、一筋縄ではいかないので。道具の使い方いろいろ工夫するようになる。
上側にあたる丸い穴の開いたL型の部分はブレーキOILで腐っていたので作り直す。錆落とし・板金終了後プライマーを塗りサフェーサーを塗れば、こんな感じ。
こても同じインナーフェンダー・右側エンジンの熱・OIL・ジャッキ・タイヤレンチ、役目は多いいエンジンルームの中で外から直接見えないが条件が過酷なだけに、しっかりやりたい場所です
塗装を終えたところです、何度も言いますがボンネット閉めれば見えません。残念!
フェンダーR・Lは新品を使います。ウインカーは付かないのです、その代わりにこの穴は60年代純正、駐車灯。
フェンダー裏側、跳ね石・雨水・熱・条件も過酷ですちゃんとピッチング剤(アンダーコート)を塗り、後で保護のためにボディ色に塗ります。
蛙の子は蛙、当時3歳の息子が、ドライバーでなにやらやっています。今は高校生。
詳しい名前は解らないので省きます、直してあったんですがこの部分の補修の仕方が酷かったし直しようが無かったので《勢いのあるうち》にこれも移植!切っちゃえ。
御覧のように不思議なくらいピッタリでした、同じ金型を使っているのかと思うぐらい。パネルの組み合わせ方・順番・ラインまったく一緒でした
溶接の跡・塗装を仕上げればほとんど解らなくなります。切ってしまうと各部の寸法が狂ってしまうので、知り合いに測量用のレベルを持ってきてもらい、ボディの水平を出し固定
ついでに反対側・左も移植!(取り付けボルト穴)が合うか心配ですが、何度も寸法を取りながらやったので大丈夫でしょう、家でやってたらここまでの事は出来ませんでした


荷台・リヤフェンダー
この辺りは複雑な構造になっていて水が浸入すると抜けてくれない、酷そうなので怖い物見たさで開けて様子を見る。
御覧のようにボディのテール部分リヤハッチの下、どこから水が入ったのか?かなり腐っていてちょっと直せない状態だったので切り取ってGTLの物を移植る事にした。
各部寸法・位置関係など検討、ほとんど違いも無いしルーフ使ってこの先ボディも使い物にならないので使える物は使っちゃえ!ってな事で移植!簡単に言うほど簡単では有りませんが? ホラッ わかないでしょ。
個人的にもっと大変だったのは、荷台のフロア40年間荷物を積んできてボコボコ・・・・・マットも付かないので丸見えリヤハッチ開けた時の見栄えにも影響するから根気に一列ずつ直しました。
ここはリヤフェンダーと重なり合う部分の腐食です。この部分はGTLもよく錆が出る所、構造上の問題だと思うが、フェンダー取り付けネジの部分のシーリングが悪く水が浸入するようです。GTLの多くも同じ症状が出ています。
腐食も下だけに留まらず側面まで回っており、最小限で1センチ幅ぐらいで切り取り作り直す。よく登場するこのパテは種類は【板金パテ】主に鉄板の地肌などに付けるアルミファイバーパテです。
メーカーによればタップがたてられる・それぐらい硬いパテです
何度も言ってますが、この車は内装がないのですべて見えます。だから普段はまずパテなんか付けてまで板金をしないが。あえてタイヤハウスも板金。
リヤフェンダーを仮付けしながらクオーターパネルの板金及びライン合わせ。
サフェーサーを塗って状態を確かめます。
運転席足元もサフを塗れば細かいライン・形状も見えてきます
全体像!会社の事務所の真ん前で、堂々と(ずうずうしく)
流れでウレタンサフェーサー・アンダーコートを塗りいよいよ塗装に備える。
まだ手をつけていなかったボディ底(裏)同じ手順で、錆落とし、塗料剥がし。強引にフォークリフトで持ち上げて作業真似しないでね。
ここもアンダーコートを塗っておきます、関係無い所に飛ばないように、マスキングも忘れない。
ウレタンサフを塗った全景ピッチングが塗ってある所はフェンダーの内側の部分にあたります。さぁ!塗装だ!