page.15 リヤハッチ
パーツ・2
パーツ・2 合体・2


GTLとの違いはヒンジの形状ぐらいです。寸法的なものはまったく同じです。
ナンバープレート?じゃない、黒のペイントベースに手書きかと思ったんですが、良く見るとシルバーのスタンプでナンバーが入っています。貴重なのでなんとか残すつもりです。
残念ながらこのハッチも下の部分が端から端まで腐っています表からの処理だけではとても済まされないのでどうしてやろうかとしばし考え込みます。
御覧のありさま、所々腐ってちぎれて口が開いています水の浸入なのか結露なのか?なにせ40年ですから普通のやり方じゃ直らない。
腐食部分は切り取って鉄板から作り直します。
平行して板金作業も進めます、ナンバー部分は傷つけないようマスキングをしておきます。
この頃は転職して趣味が仕事になってしまい車に積めるパーツ関係は会社に持ち込んで休み時間など利用して作業を進めていました鉄板で作ったパーツを溶接します。仕事で使った事故車のドアなどの鉄板を利用します、なるべく新しいものを使えば防錆処理もちゃんとしてあるから手間も省ける。
このハッチも状態が悪かったのでこんな感じになりましたナンバーを残すのに苦労しました。パテが水分を吸い込むので基本的にサフェーサー塗るまでは空研ぎです水ペーパーはサフを塗ってからです。
何度も言ってますが内張りが付かない分すべて見えるので見える所は内も外もすべて板金します、手間も2倍です。
パテが塗料を吸い込むし状態を見る意味もこめ先に一度ラッカーサフェーサーを塗って落着かせます。
表側です大体形にはなりました、一息!繋いだ所分からないって?「仕事ですから」
ラッカーサフ塗ってから細かい傷など拾い直し仕事で余った?(余分に作った)ウレタンサフェーサーまで塗りました。
こうなったら我慢ができないので中塗りのつもりで色まで塗ります。板金の状態も良さそうです。ホッ…
ついでにここまで板金が済んでいるパーツも塗装しておきます塗り終わったパーツは勝手に会社のパーツ置き場にボディが出来上がるまで保管。
ハッチもかなりいじったので、捻り・歪など無いか一度ボディに仮付けしてチェック・問題ないようです。