page6 シャーシ.3

パーツ・2
パーツ・2 合体・2


錆との格闘!レストア作業の大半の時間がこの部分でもあります。地味で忍耐力・根気の要る作業が続きます。私もこんな事を何十年もやっている訳じゃないから、こうやれば「何年持つ」とかいうデーターも無いし、試行錯誤です。実際防錆塗料出しているメーカーでも40年〜50年というデーターは無いのですから、どうなるかは誰にも解りませんが。私の錆び取りのバイブルは【オールド・タイマー】です。そこからいろんなノウハウを頂いてます。
長くてつらい錆び取りももう終わりです。
大体これぐらい綺麗にしておけば問題ないと思います
光って見えるところは鉄板の表面です。
錆を落としたら。しっかりエアーブローしてシンナーなどで脱脂します。ちゃんとやっておかないと、後でポロポロ塗料が剥がれます。
もったいないので色を塗らずにこのまま
防錆クリヤーふきたいぐらいです。
後はシャーシ裏の下地作りです。
シャーシの裏もう少しなので落とせるものはなるべく
落とします。
いよいよ防錆材と下地作りです。ここまで来ると1週間前の錆びとの格闘がうそのようです。シルバーに見えるのは、POR15。プライマーなどは特に使いません鉄板地肌に直接塗っていきます密着性もいいようです。
もうこの上でご飯が食べられるぐらいになりました。
全面にPOR15塗ったら、今度は防錆効果が高いとされるウレタンサフェーサーを塗ります(白く見える)そこまでしなくても良いのですが、余っていたし封を開けると速めに使わないと。
奥に見えるのが86.GTL1号とシルバーの部品取り君で。後にこの部品取り君が大活躍。
サフェーサーで錆びのピンホールぐらいなら隠せるので。若干厚めに吹きます。
シャーシの色を塗る前に跳ね石が飛ぶ所や必要と思われる部分に、ぶつぶつのアンダーコートを吹いておきます。
全体に塗っても構わないのですが、部品が付く所やボルトなどがくる所は、見た目も悪いのでちゃんとマスキングして塗った方が無難です。
アンダーコート吹き終えた所で日向ぼっこさせ、乾燥させます。錆びの塊だった頃がうそのようです、この後スコッチで足付けした後、黒に塗ります。
リヤサス取り付け回りも何とか修復できました、何年持ってくれるのか?気になるところ
やっと塗装にこぎつけました、一時はどうなるかと思いましたが。
これで後何年かは寿命も延びたでしょう。ホット一息です。ここまでで大体2ヶ月ぐらいです。ほとんど毎日やってたから。